台風や地震などの自然災害が原因で多くのお家のトラブルが発生することがあります。ご相談のなかでも、早急に適切に対応しなくてはならないことが、「雨漏り」です。時間が経過すると構造躯体や断熱材が吸水し隙間ができたりと長期にわたり影響がでることがあります。

「雨漏り補修のチェックポイント」

• 雨漏り部分を室内から壁をめくり、雨水の侵入経路と壁の中の傷み具合をチェック
• 雨漏りの発生個所をしらべ、適切に処理をします。
• 適切な施工であったか、雨水を想定して散水し、水の侵入が止まったかを確認
• 内装の壁や傷んだ部位を適切に復旧する。

雨漏り部分を室内から壁をめくり、雨水の侵入経路と壁の中の傷み具合をチェック

　雨漏りの侵入経路は多くパターンが想定されます。屋根・窓・軒天からの吹き込み。今回は、窓が木製窓で壁の中に入り込むタイプのもので、何らかの要因で窓付近からの雨水の侵入であった。
　雨漏りの調査会社に依頼をしてもかなり高額な調査費用を請求されますので、まずは調査をしてゆきます。
　
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雨漏りのシミを見つけたら、室内の石膏ボードをめくり調査　

　壁の中に雨水が侵入した痕跡ははっきりとわかります。雨水の入り口が判明したら、止水処理を施工します。
　その後、雨水で濡れた断熱材は除去し新しい断熱材と取り換え、下地を補正し石膏ボードを張り直し仕上も復旧うしてゆきます。


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自然災害の被害が増えています。

　最近、地球温暖化の影響でゲリラ豪雨や夏場の気温上昇も上がり熱中症対策を施さなくてはならない自然環境に日本も変化しています。
　日本の建築技術や生活習慣は、過去のもではなく、多く学ぶべきこともあります。庇が大きくでているのも夏の日照を遮り、冬の寒い時期には太陽は低い位置を通るのであったかい日差しをお家に届ける役割をしています。

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施工内容

　私達職人は、概ねお家のことは解決できる自信があります。他社さんで建築されたH様のご自宅ですが、工務店さんが廃業されて頼むところをお困りでした。建材メーカーからのご紹介でご対応をさせて頂きました。今回、原因が明確になり、台風災害ということもありますが、その他リスクがありそうな点も改善しておきました。
　建築のデザインを重視した場合に起こりうるリスク対策を考慮した建築技術が必要であることを体験しました。職人として、よりよい住まいを提供できるように学んでゆく必要を感じました。
　年数経過と共にアフターメンテナンスで対応してゆきます。