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システムキッチン IHとガスコンロの耐用年数はどれくらい?
目次
システムキッチン IHコンロとガスコンロの耐用年数はどれくらい?
キッチンのリフォームは意外と年数が経過してからが多いです。中でも給排水はメンテンナンスをしているけど、ついついそのままなのが、コンロです。
どんな時がメンテナンスで治せるのか?日々、気をつけるポイントなどをご紹介します。
IHコンロが故障したかな?と感じる症状
〇電源がはいらない。
〇温度が上がらない。(温まりにくくなる。)
〇異音が鳴り始める。
〇ガラストップにこげや割れが入っているように見える
〇タッチパネルが点灯しなくなった。又は操作できない。
〇ブレイカーが落ちるようになった。
上記の症状が出始めたら、修理を検討しましょう。
買い換えるか修理が良いか?の目安。
修理費用が4万円以上か10年経過しているか?が目安。
ポイント①まずは、メーカーへ保証期間をチェック。
一般的に保証期間が済んでいると、部品代+工事費用+出張費用と高額になるケースがあります。
ポイント②目安は10年~15年を経過していると、メーカーの部品供給が終わってくるモデルもあります。
あと、その部分を修理してもまた異なる部分を交換する時期も近くなります。本体の交換をおすすめします。
IHコンロの交換費用
IHからIHへの交換費用は大きく2種類
①据え置き型IHコンロから据え置き型IHコンロへ交換。
これは、最新のIHコンロと既存のIHコンロの消費電力をチェックしておきましょう、同じ200Vの単層コンセントがあれば、電気工事はなく取り替えるだけで済みます。据え置き型のIHコンロは2万円~とお手頃に交換できます。
②ビルトイン(はめ込み)型IHコンロの場合
システムキッチンに装備されていることが多く、既存のキッチンメーカーの品番で取付け費用が異なってきます。概ね10万円~と少し割高ですが、お掃除もしやすくメンテ性を考えるとメリットがあります。
(ガスコンロからIHコンロへの変更は電気工事やガスを止める工事もあり、追加工事費用が必要になります。)
後、交換に伴い、廃棄する際には、地方自治体の処理方法にご相談してください。
ガスコンロが故障したかな?と感じる症状
〇点火しない・火の付きが悪い
〇火がいったん消えてします。すぐ消えてしまう。
〇点火時にぼっと音がする。炎の色が安定しない。
〇ガスのにおいがする。
〇タッチパネルが点灯しなくなった。又は操作できない。
〇ガラストップが焦げて黒くなっている。又は割れてきた。
上記の症状で、点検の順番やメンテナンスで不具合が解消されるケースもあります。
例えば、電池の寿命は早ければ、半年から一年ですので、電池を交換してみると、点火の症状は解消されることがあります。また、バーナーキャップというパーツをお掃除するか交換すると、燃焼時の不完全燃焼が解消され、炎の安定がします。定期的にお掃除をすることで安全に利用してゆけます。
一番怖いのがガス漏れです。ガスのにおいがするとなれば、私たちにご相談ください。
特に据え置き型はホース自体の寿命が短く5~8年程度で傷んできます。ご自分でも交換が可能ですが、ビルトインコンロのタイプだと、寿命は永く10年~15年はお使いいただけますが、臭いがしたら点検をしておくことをおすすめします。
パーツ類はメーカーからメンテナンスとしてご注文もできますので、交換であれば安価にメンテナンスができます。
ガスコンロの交換費用
一般的な据え置きタイプは2万円~とお安く、ホースを接続するだけでよいのでホームセンターやご自身でも交換が可能です。ただ、火の強い方が左右どちら側にあるかはチェックをしておいた方がいいです。
ビルトインコンロタイプは、ご自分で取り替えすることが難しいケースが多いです。ご相談してください。
点検もありますし、プロに取り付けをしてもらうことをおすすめいたします。
ビルトインタイプのガスコンロの交換費用は、5万円~で種類にが多く機能により費用が異なります。取付け費用も含めると7万円~と考えておいたほうがよいです。
廃棄費用も地方自治体のルールに従った処理が必要になり、処分費用が別途必要になります
IHからガスコンロへ、ガスコンロからIHへ交換する費用。
ともに配管や電気設備の基本工事が必要になります。比較的ガスからIHへの変更は容易にできますが、単層で200Vの電源を設置する工事とそれに伴い、家電製品の現在・将来への増設をどう考えるかでブレイカー等の交換が必要な場合もあります。また、IHからガスへの交換は、基本ガス設備の配管がなされていない場合は、高額になりますのでご相談してください。
IHコンロとガスコンロのメリットとデメリットをご紹介します。
IHコンロのメリット
〇近年のIHコンロは熱効率が高く広い範囲に熱を伝えることが得意で、お湯を沸かすにしてもガスよりも早く沸くことが特徴です。
〇天板はフラットな為、汚れが付きにくい構造になっている為、お掃除がラクに清潔に保つことができます。
〇ガスと比べると、コンロ廻りに熱がこもりにくく、夏場でも調理環境が熱くなりにくいです。
〇火を使わない為、お年寄りやお子様でも比較的安全に、火の消し忘れ事故などを回避することができます。
IHコンロのデメリット
〇停電時には、電気を使用する為影響が大きくなります。
〇専用の調理器具になります。以前に使用していたガス用の鍋やプライパンが使えないので買い替えが必要です。
〇炙る行為ができない。チャーハンなど鍋を振ることができません。(火力がストップします。)
〇換気設備にも少し配慮が必要です。(ガス程上昇気流が発生しにくい)
〇ガラストップが傷みやすい。
〇火の調節が目に見えない為、火力の調節は表示されるパネルを参考にしながら火加減が必要になります。
ガスコンロのメリット
〇火力が必要な調理や炙って調理など、細かい火力調整が可能で料理を趣味にされている方から指示がある。
〇停電時の影響を受けない。(停電時を考えてガスと電気を別にする方もいらっしゃいます)
〇鍋やフライパンなどの種類に制限がない。
〇ガラストップが傷みにくい。汚れはするが、五徳などをメンテナンスすれば汚れも付きにくい。
ガスコンロのデメリット
〇火がでるので、お年寄りやお子様には危険が潜んでいる。
〇IHコンロと比較するとお掃除はしにくい。
〇夏場に熱い熱気が広がる為、少々熱さが増す。
まとめ
ガスコンロもIHコンロも据え置き型とビルトインとで費用は大きくことなります。
ビルトインの場合は、どちらも交換時期も費用もよく似た費用になります。調理においてメリットとデメリットを考えて選択することが良いと思います。
リフォームでキッチンを入れ替えるタイミングになれば、ガスよりもIHコンロを選択する方が増えてはいます。
将来の安全性を考えて、便利な電気調理器を使いやすくするリフォームも増えています。
それには、電気関連の設備チェックをしておくことをおすすめしています。タコ足配線の漏電は非常に怖いです。
せっかくのキッチンですが、リフォームで入れ替えるまでは、交換やメンテンナンスで5年~10年は交換時期が変わりますので、時期がきたらキッチンリフォームですっきりと家事ラクな設備へ交換がおすすめです。
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